「DAYS元スタッフの会」発足について


2019年3月22日

 

私たちは、株式会社デイズジャパンおよび広河隆一事務所に携わってきた有志の元スタッフです。

 

月刊誌「DAYS JAPAN」の発行人および、株式会社デイズジャパンの代表取締役を務めていた広河隆一が、複数の女性に対し、性暴力事件を起こしていたことが2018年12月26日発売の「週刊文春」を始めとする各メディアで報道されました。

 

それを受け、このたび私たちは有志の元スタッフ(正規・非正規・ボランティア)を中心に、「DAYS元スタッフの会」を結成しました。

 

この会の目的は以下の通りです。

 

 

 一、広河隆一による性暴力やハラスメント、およびそれに関連する当時の出来事について、当事者の目線での証言を集め、その体験や直面した問題、考えを個々人の言葉で主体的に伝えること

 

 

 二、株式会社デイズジャパンや広河隆一事務所で受けたハラスメントを含むあらゆる被害について、被害者を適切な相談窓口へと繋ぐ手助けをするとともに、被害回復への道筋を模索し、連帯のネットワークを築くこと

 

 

以下に会発足の経緯、私たちからの呼びかけを表明します。

 

 

 

<会発足の経緯>

株式会社デイズジャパンは、文春報道後の2018年12月31日、被害実態および同社の構造・体質についての調査を行うとし、その内容を「DAYS JAPAN」の最終号において公表すると発表しました。

 

しかし、12月26日の文春報道後に同社から依頼を受け、当該の検証責任者として動いていた馬奈木厳太郎弁護士は、2019年1月半ばに、「会社の利益を第一に考えていない」ことを理由に代理人を解任されました。

当時のジョー横溝編集長は、馬奈木弁護士解任後も「社員と役員の聞き取り調査を行い、内容をそのまま誌面に掲載すること」を役員・株主に要求し、それが拒否されたため、編集長を辞任、退職しました。

 

続く1月28日、馬奈木弁護士解任後の検証が「第三者で構成する検証委員会」によって行われることが社内で発表されました。ところが、広河隆一に代わり就任した代表取締役に当時の社員数名が「検証に応じてなされた証言を役員が検閲するか」を確認したところ、「会社に不利益になるものを載せないのは当然である」との回答がありました。

 

2月中旬より、検証委員会からこの会の発起人となる元スタッフ数名に対し、調査への協力の意思を問う依頼文書が届きました。しかし、上記のような事情があったため、自分たちの証言が意図的に改変、もしくは隠蔽されることを懸念し調査への協力を拒否、または依頼文書の受け取り自体を拒否しました。

「最終号の内容はすべて検証委員会によって作成する」ことを理由に、今まで「DAYS JAPAN」に関わってきた編集部員を含む当時の社員は2月末での退職を余儀なくされ、最終号に一切関わることができなくなったという点も、調査を拒否した一因です。

 

それでも、私たちは、人権を大切にし、虐げられる人々の立場に立った発信を謳っていた「DAYS JAPAN」の内部において、長年にわたり性暴力・ハラスメントが放置されてきたことについて、誠実な検証、考察は必ずなされるべきものと考えます。そこで、二度とこのような被害が繰り返されないためにも、元スタッフ一人ひとりが経験、選択を振り返り、真摯に向き合い、それを自分たちの言葉で共有することが必要だと考えました。 

 

<呼びかけ>

この会の発足にあたり、私たちは元スタッフたちに連帯を呼びかけます。この会にすでに参加しているメンバーたちもまた、性暴力やパワーハラスメントの被害者でもあります。 一人でも多くの方に参加していただき、連携しながらそれぞれの経験を発信することなどで、この問題の多方面からの検証を達成したいと考えます。

 

そして同時に、当事者目線での検証のため、被害を抱える方々による証言を広く受け付けます。証言に際しては、無理なく当人の心情や環境を最優先してください。情報を意図しない形で公表、利用することはありません。 

 

株式会社デイズジャパンから依頼を受けた検証委員会は、引き続き調査を続けるとして現在も情報提供を求めていますが、私たちに検証委員会の調査を妨害する意図はありません。検証委員会へ協力するかどうかは個人の判断であり、この会の活動は検証委員会への協力を制限するものではありません。

 

 

また、この会の趣旨に賛同してくださる方を広く募ります。

 

それぞれにつきまして、応じてくださる方は下記メールアドレスへの連絡をお願いします。

 

 

DAYS元スタッフの会 発起人一同

 Email: daysformerstaff@gmail.com